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館長の部屋


12月(師走・しわす)です。


 

 僧がお経をあげるために東西を馳せることから、「師が馳せる月」→
「しはせつき」→「しわす」となったと言われています。「師」は「僧」をさすのが一般的だそうです。

⦿12月の別名
茶月(さげつ)・弟月(おとづき)・極月(ごくげつ)・限月(かぎりのつき)
健丑月(けんちゅうげつ)・窮月(きゅうげつ)・親子月(おやこづき)

●12月の色





●深緑(ふかみどり)

一年中、緑の衰えない常緑樹の黒々とした緑を指しています。濃い緑色系統の中でも、底知れぬ深みと広がりがある色です。


今年もあと12月を残すのみとなりました。1年が経つのが早く感じるのは、私だけでしょうか。これは、「ジャネーの法則」という心理現象が理由で、《自分の人生における1年の比率が小さくなるため》だそうです。
⦿「ジャネーの法則」…フランスの哲学者「ポール・ジャネ」が提唱した法則で、主観的に感じる時間の長さは、それまでの人生の総時間に反比例するというものです。例えば、10歳の子どもにとっての1年は人生の1/10ですが、71歳の私にとっての1年は人生の1/71となり、早く感じられるのだそうです。

 朝晩は、すっかり寒いくらいになりましたね。先日、鷲峯山に冠雪があったそうですが、「3回冠雪があれば、里に雪が降る。」と言われていますが、今年の雪はどうなりますかねえ。

次は、恒例の12月の行事です。

⦿12月7日(日) 大雪
●小雪から数えて15日目ごろ。山岳だけでなく、平野にも降雪のある時節ということから大雪といわれたものでしょう。


⦿12月22日(月) 冬至
●大雪から数えて15日目頃。太陽が軌道上の最も南に来るときで、「夏至」と反対に、夜が最も長く、昼が短い日。
●冬至といえば柚子(ゆず)湯。この日に柚子湯に入ると風邪を引かないと言われています。


次は、12月といえばのランキングです。

◎ 全般

〇第1位 「クリスマス」

●12月前から街に出ると、どこに行っても宗教関係なくクリスマスムードいっぱいです。いろいろなツリーやネオンやととても綺麗で華やかです。何もないけど嬉しくソワソワしてしまいますね。我が家も、12月になるとツリーを飾ります。


〇第2位 「雪」
●先日、鷲峯山に初冠雪がありました。「鷲峯山に3回雪が降ったら、里に雪が降る。」という言い伝えがあります。今年は、いつ初雪が降るのでしょうか。


〇第3位 「イルミネーション」
●冬の風物詩と言っても過言ではないくらい、夜の街はにぎやかな電飾で飾られますね。でも、鹿野地区ではなかなかイルミネーションに出会いませんがねえ。


第4位「大晦日」 第5位「鍋料理」 第6位「年賀状」でした。

旬の「魚介類」「野菜」「果物」の紹介をします。

⦿ 「魚介類」
 
第1位《ぶり》


第2位《マグロ》


第3位《ヒラメ》


⦿その他 《クエ》《アカムツ》《キンキ》 などです。

⦿ 「野菜」
  
第1位《大根》


第2位《白菜》


第3位《ほうれん草》


⦿その他 《れんこん》《長ネギ》《かぶ》 などです。

⦿ 「果物」
  
第1位《みかん》


第2位《いちご》


第3位《りんご》


⦿その他 《柿》《キウィフルーツ》《デコポン》 などです。

⦿ここのところ、大分県佐賀関町の火災など、全国で火災が増えています。先日(23日)「上町自主防災会」が、「支えあいマップ」の見直しと、消火栓からの放水体験をしました。災害が起こったときに、まずは「自助」が大切です。次が「共助」が大切になります。年末に向け、防災対策もしっかり取り組みたいですね。

令和7年11月25日(火)