国英を語る

国英の由来や地域の見どころ、スポットを紹介します。


国英(くにふさ)の由来

社長

国英神社の社号によって国英村(明治22年役場を山手に置く)とする。
神社は古くより神功皇后、応神天皇、武内宿弥を祭神といただく。
貞観18年国司在原行平のとき、山城男山より観請。天生9年豊臣秀吉来攻の折、本社殿焼失するも神主横山図書が社体を守護、のち現在地に遷し社号を八幡宮と称す。幾多の変遷うを経て、明治元年に保食神を合祭して国英神社と改称したものである。
隣村に国中の地名が残り、このあたりが国の中心(英は花の房の意で、中華の意味か)を表していると推測される。


国英地域の探訪

社長

三谷のしだれ桜(三谷神社参道)

大きさは、目通り2.47m、樹高12.5m、枝張り東西18.2m、南北20.2m、樹齢290年の大木です。

離縁石

郷原の伝説「離縁石」(りえんいし)

<伝説>
 道路わきにあった石の前を、婚儀のためお婿さん、お嫁さんが通ると、この石が「早ょーもどってこいょー」と呼びかけたという。
そう言われたお婿さん、お嫁さんは必ずと言っていいほど離縁されて帰ってきた。
こうしたことから、誰が言うともなくこの石を「離縁石」と言うようになった。
 このまま放ッて置く訳にも行かず思案のすえ、石の弘法大師像を造り安置したところ、以後は「もどってこいよー」の声が聞かれなくなったという。

しめ縄飾り

御子岩(みこいわ)のしめ縄飾り

霊石山に中腹にある、猿田彦命(さるたひこのみこと)のご神体とされる、巨岩「御子岩」(高さ4.8m、周囲約16m)のしめ縄飾りを、毎年、片山部落老人クラブ「御子岩会」の有志の皆さんで、長さ16mのしめ縄を編み、取り付けられます。

大イチョウ

国英神社の大イチョウ(河原町片山)

国英神社の大イチョウは、昭和55年に文化財(天然記念物)となった、鳥取市の指定文化財(天然記念物)です。
  実測では
  ・目通り4.8m
  ・樹高約30m
  ・枝張り東西15m
  ・南北23m
  ・樹齢約480年
  と言われます。