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町内会(自治会)ってなぁ〜に? |
地域を構成する主人公は市民であり、同じ地域に住んでいる人同士が仲良く助けあって暮らしていこうとする考え方は、今も昔も変わっていません。
よく「遠くの親戚より近くの他人」と言われているように「いざ」というときには 、お隣さんや近所の人たちが、いちばん頼りになるものです。
自治会はこうした人々の願いを、さらに盛り上げて、より住みよい地域を築いていくことを大きな目的として組織されています。
これからのまちづくりは、市民一人ひとりが連帯意識をもって積極的に参加し、自分たち自身の努力で「私たちのまち」を築づいていくことが大切です。それが「みんなの自治」なのです。
(1)地域住民の親睦と連帯の場
地域の人たちのふれあい、対話の場です。他人任せでなく、お互いが協力し合ってさまざまな活動に参加し、自分のできること、あるいは得意なことを通じて、楽しさや心のふれあいを発見する場です。
(2)地域課題の発見と解決の場
私たちが住む地域の中を見回すと、いろんな課題が横たわっていることに気づきます。例えば、ごみの収集、交通安全、防犯、防災、青少年の非行防止、お年寄りの生き甲斐、道路・公園などの生活環境整備など多くの問題を抱えています。
このような問題は、個人や家庭だけで解決するのは難しく、やはり地域の住民が力を合わせなければ、解決できないものが多くあります。
自治会では、各人が持っているそれぞれの要望や意見を吸収して、それについて十分話し合い、利害を調整し、地域全体の共通課題としてまとめあげてひとつずつ解決していくことが大切です。
その過程のなかで、行政と深いかかわりを持つこともあります。一方、行政も地域住民にとって何が必要かを考える中で、自治会との有機的な連携が必要にになります。
つまり、地域において、行政サービスと住民の活動がそれぞれの役割を認識し、協力しあうことが真の自治の姿であろうといえます。
(3)地域の施設と環境の維持・管理
施設の維持・整備、環境・美化、清掃・衛生など、地域の施設と環境の維持管理の役割があります。 |
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