館長の部屋
12月(師走・しわす)です。
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⦿僧がお経をあげるために東西を馳せることから、「師が馳せる月」⇒「しはせつき」⇒「しわす」となったと言われています。
⦿12月の別名
・茶月(さげつ) ・弟月(おとづき) ・極月(ごくげつ)
・厳月(げんげつ) ・窮月(きゅうげつ) ・親子月(おやこづき)
●12月の色
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●紅碧(べにみどり)
紅色と碧色(みどりいろ)を掛け合わせました。紅色と空色を掛け合わせた「紅掛空色(べにかけそらいろ)」に近い色ですが、こちらの方がくすみが強く、まるで海に沈んだ後の太陽が漂わせる気配のようでもあります。
暑かった今年の夏、11月も最高気温が25℃を超える日がありましたが、ここへ来て朝晩はめっきり寒くなりました。秋を通り越して、一気に冬がやってきそうです。それに伴って、「インフルエンザ」と「コロナ」の感染者数が増加傾向にあるようです。
さて、いよいよ12月です。今年一年があっという間に過ぎていきました。2024年は、皆さまにとってどんな年だったでしょうか。そうそう今年鹿野地区公民館に新記録が生まれました。それは、10月29日(火)に実施した「鹿野学講座 出石の歴史探訪」での出来事です。定員24名で午前8時30分に受付開始したところ、なんとなんと30分後の午前9時にはもう満杯になりました。キャンセル待ちの続出で、うれしい悲鳴でした。
次は、恒例の12月の行事です。
⦿12月7日(土) 大雪
●山岳だけでなく、平野にも降雪のある時節ということから大雪といわれました。本格的に雪が降り始めるころです。
●このころになると九州でも初氷が張り、全国的に冬一色になります。
⦿12月21日(土) 冬至
●太陽が軌道上の最も南に来るときで、「夏至」と反対に、夜が最も長く、昼が短い日。冬至は、「日短きこと至る(きわまる)」という意味。
●冬至といえば柚子(ゆず)湯。この日に柚子湯に入ると風邪をひかないと言われています。また、かぼちゃや小豆粥を食べる風習があります。かぼちゃを食べると魔除けになり、風邪を引かないと言われています。
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次は、12月といえばのランキングです。
◎ 全般
〇第1位 「クリスマス」
●12月前から街中のどこに行っても宗教に関係なくクリスマスムード一杯ですね。子どものころは、楽しくて待ち遠しかったのですが、親になると大変ですね。
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〇第2位 「雪」
●さあ今年の雪はどうなるでしょうか。鹿野では、鷲峯山に3回雪が降ったら里にも雪が降ると言われています。
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〇第3位 「大晦日」
●毎年のように、夕飯にそばを食べて紅白歌合戦を見て、除夜の鐘を聞きながら床に就きます。鹿野の除夜の鐘は、「鐘の大合唱」です。
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第4位「年賀状」 第5位「鍋」 第6位「NHK紅白歌合戦」でした。
次は「12月人気の食材」の紹介をします。
〇第1位 【大根】
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〇第2位 【みかん】
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〇第3位 【白菜】
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第4位「たら」 第5位「牡蠣」 第6位「ゆず」でした。
⦿次は、12月にお薦めしたい【国内旅行】先です。
〇第1位 【銀山温泉】《山形県》
●大正浪漫の郷愁を感じるノスタルジックな温泉街です。大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、昔ながらの独特な景観を味わうことができます。
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〇第2位【あしかがフラワーパーク】《栃木県》
●色とりどりの花が咲くフラワーパーク。樹齢160年におよぶ600畳敷の大藤棚3面と世界でも珍しい八重の大藤棚・庭木仕立ての藤・80m続く白藤のトンネルを見ることができます。
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〇第3位 【横浜赤レンガ倉庫】《神奈川県》
●イベント・ショッピング・歴史・ロケーションと、さまざまな魅力をもつ横浜赤レンガ倉庫です。
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第4位【兼六園】《石川県》 第5位【ハウステンボス】《長崎県》
第6位【小樽運河】《北海道》 でした。
今月も12月に解きたい雑学クイズです。みなさん挑戦してみてください。
第1問 年末と言えば、大掃除です。大掃除は何日までに終えると良いと言われているでしょうか。
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1.12月28日 2.12月29日 3.12月31日
第2問 冬至に食べると良いと言われる野菜と言えば何でしょう。
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1.キャベツ 2.白菜 3.かぼちゃ
第3問 「クリスマス」は、もともと何を祝う日だったでしょうか。
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1.聖母マリアの誕生日 2.イエスキリストの成人式
3.イエスキリストの生誕
第4問 日本初のスキー場はどこでオープンしたでしょうか。
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1.長野県 2.北海道 3.山形県
第5問 12月の誕生石はどれでしょうか。
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1.アクアマリン 2.ルビー 3.タンザナイト
答えの部
第1問 1.12月28日 第2問 3.かぼちゃ 第3問 3.イエス・キリスト生誕
第4問 3.山形県 第5問 3.タンザナイト
今年も後一か月になりました。1年があっという間に過ぎていくと感じるのは、私だけでしょうか。何かと気ぜわしい年末を、元気な心と体で乗り切りましょう。笑顔・笑顔の毎日を送りたいですねえ。
令和6年11月26日