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ふるさと散歩

 鳥取市鹿野地区内の何気ない日常の風景や出来事をアップしています。また、旅先での様子も出 ています。1か月分の表示をしているのでご覧ください。こんな鹿野地区ですが、たくさんの方のご訪問をお待ちしています。

12月のふるさと散歩

〇12月27日(金) 「鹿野地区公民館」本日が仕事納めです。

⦿みなさん「仕事納め」されたでしょうか。また、「大掃除」や「正月準備」はお済でしょうか。ちょっと一休みして、年末の【雑学】をお読みくださいな。

⦿【年越し蕎麦は、年内に食べ終わらなければならない。】

●諸説ありますが、年越しそばは「細く長く伸びる」ことから「健康長寿」を願って食べられているのと、そばの歯切れの良さから「厄災を断ち切る」という意味では、年明けまでに食べ終わらなければいけないようです。

⦿【年賀状の起源は平安時代から】

●平安時代の貴族である「藤原明衡」が残した手紙の中に《年始の挨拶の文例》が存在しており、これが「年賀状の起源」と言われています。

⦿【お雑煮は全国各地で全然違う】

●鹿野の「お雑煮」は「小豆」ですが、全国では違いがあります。お餅を入れるということは共通していますが、それ以外の出汁の取り方や、具材が全然違います。
※北海道…鶏肉 名古屋…餅だけ 京都…白みそ 鳥取…小豆 福岡…ぶり

⦿【門松は「家を訪れる神様」のための目印】

●門松は、「年神様」という「元旦に、家々に新年の幸せをもたらすために、高い山から降りてくる神様」のための目印として飾られます。
●12月26日~28日が飾り初めの時期としては良いとされ、片づけるのは1月7日ごろが一般的です。


〇12月24日(火) 鹿野町人権教育推進協議会が現地研修会を行います。

研修会チラシ
をクリック
⦿日 時…令和7年1月30日(木) 午前9時発
●鹿野支所 午前8時50分集合 午後4時帰着予定
⦿場 所…鳥取ダルク(薬物依存症リハビリ施設の見学・研修)
⦿参加費…1,500円(昼食代) ※当日集金
⦿定 員…20名(定員になり次第締め切ります。)
⦿ 行 程
●10:00~12:00 鳥取ダルク(見学・研修)
●12:10~12:40 海と大地の自然館(見学)
●12:50~13:30 シーサイドうらどめ(昼食)
●13:40~14:10 道の駅きなんせ岩美(買い物)
●14:30~15:15 砂丘ビジターセンター(見学)

⦿参加申し込み
●鹿野町総合支所市民福祉課まで、電話かFAXで
※☎0857-30-8684 FAX0857-84-2598
担当 中島
⦿申込み期限…1月23日(木)まで


〇12月12日(木) 鹿野町歴史・文化研究会の現地研修会に同行しました。。

⦿年に一度の現地研修会。今年は、南部町に行きました。初めての場所だったので、とても記憶に残る研修会になりました。そこで、訪問先の紹介をします。

⦿みなさん「白兎の伝説」は、ご存じですよねえ。今回の現地研修会は、この伝説に登場する「大国主命」に関係している場所なんです。

⦿神々の里出雲で「大国主命」の異母兄弟「八十神」(やそがみ)達は、因幡の国八上の郷(現河原町)に美しい姫がいると伝え聞き、この「八上姫」をめとろうと考えた。
「八十神」達は、弟の「大国主命」「八上姫」への贈り物をすべて持たせると(そうそうあの大きな袋を肩にさげのあの袋です。)、弟を待つことなく因幡の国へと向かった。途中の海岸で傷ついた白ウサギが泣いていたが、「八十神」達はこれを誤った治し方を教えて笑いものにしたが、「大国主命」はわけを聞いて助けた。

⦿先に八上の郷にたどり着いた「八十神」達は「八上姫」に求婚したが、ことごとく断られてしまう。やがて遅れて着いた「大国主命」「八上姫」は、「私の慕うお方は、あなたです。」と告げる。そして、結婚した。姫は、一目で人となりを判断できる聡明な女性だったのです。こんな出来事があった、帰り道での出来事です。

⦿これに腹を立てた兄神達は、出雲への帰り道の伯耆の国の手間の山本(現南部町寺内地内)を通りかかった際、この地の住民を困らせている、赤い猪を追い立てるから、山の下で捕まえるように言った。言われた通りに「大国主命」は、転がり落ちてくる真っ赤に燃えた大岩を正面から受け止めようとして、焼きつぶされ絶命した。

⦿その後、母の「サシクニワカヒメ」は嘆き悲しみ、天の神に助けを求め、それにより遣わされた赤貝の神「キサガイヒメ」と、ハマグリの神「ウムギヒメ」によって「大国主命」は蘇った。

『赤猪岩神社』

⦿「大国主命」を焼き殺したとされる岩が、地中深く埋めてある。母と2柱の女神によって息を吹き返したことから、【医療と看護発祥の地】とも呼ばれる。


 
⦿左は、龍の口から水が流れ出る【手水舎(てみずや)】です。龍が水を司る神様として崇められていたことが由来とされています。右は、登り口の鳥居です。

 
⦿右側の大きな石の下に、「大国主命」が受け止めたとされる「石」が埋めてあるそうです。

『清水井』

⦿「ウムギ姫」「キサガイ姫」、「大国主命」を蘇生する薬を練るための水を汲んだという伝承が残る泉です。


 
⦿右が「清水井」です。

『祐生 出会いの館』

⦿【板 祐生】……西伯郡東長田村(現南部町)の生まれ。生涯を山村の分教場の教師として送りながら、謄写版刷りの雑誌「富士乃屋草紙」をコミュニケーション手段として各地の文人と親交を結んだ美術家・コレクターです。

⦿中型トラック13台分にのぼったという遺品を収蔵・展示しています。1995年(平成7年)に開館し、常設展示のほか、各種イベント、収蔵品の整理・目録作りなどに取り組んでいます。

⦿中の展示物の一つ一つを見ながら、館長さんが丁寧に説明してくだいました。



『キナル なんぶ』

⦿「学び」「交流」「情報」の3つの機能をもち、図書館、社会教育、南部町の自然や文化を体感できる複合施設です。施設名の「キナル」には、多くの方が「来なる」「気になる」「小さな種が大きな木になる」よう願いが込められている。


⦿「ふれあい館」では、入口の水槽で「オオサンショウウオ」を飼っていて、我々を出迎えてくれました。他には「カブトムシ」「蝶」「鳥」などいろいろ展示していました。中でも目を引いたのが、今はなくなった「法勝寺電車」です。


⦿【法勝寺電車】……1924年(大正13年)に「法勝寺鉄道」という名前で開業し、地元では、開業当時の名前から「法勝寺電車」と呼ばれることが多かった。米子市と西伯町法勝寺(現南部町)の間を結んでいた日ノ丸自動車の鉄道路線だった。沿線には、10駅があり、1959年時点では、1日15往復で約60分ごとの運転でした。1967年5月15日に、モータリーゼーションの進行に勝てず廃止となった。

 
⦿「キナル なんぶ」の中に、沿線を復元した模型が展示してありました。係員さんに頼めば、電車を動かせてくださいます。

⦿とっても有意義な「現地研修会」になりました。


〇12月9日(月) 校章の移設をします。

⦿1969年(昭和44年)2月に新築移転した【鹿野小学校】ですが、それからずっと校舎の玄関に設置されていた《校章》と《校名板》です。




⦿裏面には、建設当時に寄贈された方々の名盤がありました。
⦿2001年に閉校するまでの間、鹿野地区の子ども達を守り育ててきた校舎ですが、2006年からは《鳥の劇場》のバックヤードとして、約17年もの間《鳥の劇場》の活動を支えてきました。しかし、その校舎も取り壊しになり、《鳥の劇場》の新しい建物アネックスが建設されることになりました。

⦿ひし形の《校章》は、アネックスの「カフェ」の横でシンボルマークとして活躍します。

⦿これまで《農業者トレーニングセンター》の玄関に展示していた「校章」と「校名板」を設置に向けて、先日工事業者の方に引き継ぎました。


〇12月2日(月) 12月には、2つの週間が実施されます。

人権週間

⦿12月4日(水)~10日(火)


⦿啓発活動重点目標
~人権啓発キャッチコピー~
【「誰か」のこと じゃない】
⦿様々な人権問題について、自分以外の「誰か」のことではなく、自分自身の問題としてとらえ、人権を尊重することの大切さについて考えてもらいたいとの思いが込められています。


●鳥取地方法務局・鳥取県人権擁護委員連合会 パンフレットより

年末の交通安全県民運動

⦿12月9日(月)~12月18日(水)


⦿運動の重点
1.歩行者保護の徹底と夕暮れ時・夜間の交通事故防止
○横断歩道は歩行者優先です。運転者は、横断歩道を横断しようとする歩行者等がいる場合は、必ず一時停止しましょう。
○夕暮れ時・夜間は、反射材を身につけるなどして自分の存在をアピールしましょう。

2.飲酒運転の根絶
○飲酒運転は極めて悪質、危険な犯罪です。『飲酒運転をしない、させない、許さない。』を徹底しましょう。
○飲酒運転を誘発・助長する行為《自転車を含む車両の提供、酒類提供、同乗等》も絶対にしてはいけません。

3.自転車等利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守
○交通事故による頭部への被害を軽減するため、ヘルメットを着用しましょう。
○交通ルールを守って安全に利用しましょう。



期間中は、各自治会が交通安全週間の《のぼり旗》を立てて啓発しています。

○地区内の18自治会が掲揚しています。
  

  

【ゆとり持つ 時間に気持ちに 車間距離】で交通安全に努めましょう。