ふるさと散歩
【鹿野地域人権教育推進協議会】が、令和5年度「現地研修会」を実施します。
○日 時 12月9日(土) 午前8時15分発
○集 合 鹿野町総合支所駐車場
○場 所 大山町公民館《大山口列車空襲》
○参加費 2,000円(昼食代等)
○定 員 20名
○申し込み 鹿野町総合支所市民福祉課《Tel:0857-30-8684》
○その他 ・大山町での研修後、境港に向かいます。
○11月24日(金)に、鳥取市立鹿野学園で《表鷲の巣立ち式》が行われました。式場には、来賓の方々・保護者の皆様方・6年生~8年生の下級生・先生方が参加し、盛大に行われました。
○この《表鷲の巣立ち式》は、一人一人の【かくありたしの像】を表明し、その像(人や行い)に対しての自分の思いをみんなの前で述べるものです。
○この日は、9年生20名がのぞみました。一例をあげると、「坂本 龍一」(作曲家)・「マザー・テレサ」(修道女)・「所 ジョージ」(タレント)・「尾畠 春夫」(ボランティア)など、歴史上の人物から今も現役で活躍されている方まで様々です。
○「選んだその人のどんなところに感銘を受けたのか。」「なぜその人を選んだのか。」「その人に近づくために何をするのか。」「どんなことを目標にして、今後の生活を送るのか。」などを5分間前後で語ります。
○最近の傾向として、身近な家族を【かくありたしの像】に選ぶ生徒がいたのに、今年は一人もいなかったのが少し残念かなとも思いました。しかし、現状の生活を語る場面では、家族の話がたくさん出てきました。
鹿野では、今も「亀井さん、亀井さん」と親しまれている元鹿野城主「亀井これのり」です。その「亀井さん」つながりで、津和野町と交互訪問するなどの交流を続けておりますが、今年は鹿野町が津和野町を訪問する年なので、11月16日(木)・17日(金)の日程で、「総合支所長」はじめ「亀井さん検定実行委員会のメンバー」など6名が訪問しました。それぞれの町を紹介します。
〇 津和野町の部
● 《津和野百景図》
明治時代に、亀井家14代当主の亀井これつねが、栗本里治(旧津和野藩士)に作成を依頼したのが《津和野百景図》です。
津和野の【自然】【歴史・文化】【四季】【食文化】が分かります。
●《津和野踊り》
鹿野城主「亀井これのり」が、敵対する兵頭源六が守る金剛城を攻略するために、衣装の下に武具を忍ばせた踊り手の一団を城下に送り、城主や家臣が踊りの見物に出かけたところを急襲し、落城させた。その時の踊りが「津和野踊り」「鹿野踊り」のルーツとされています。
●《津和野 養老館》
津和野藩主亀井氏8代「矩賢」が、天明6年(1786年)に創設した藩校です。西周・森鴎外など、有名人が学びました。
説明を受けた後、町歩きをしました。
津和野町『日本遺産センター』の展示物
「養老館」とその前の道路
夜は、教育長・文化財保護審議会会長・日本遺産センターコンシェルジュ様達との懇親会をしました。
〇 広瀬町の部
山中鹿介幸盛は、広瀬町が生誕の地です。そして、広瀬町の月山富田城の城主尼子氏の家臣でした。その月山富田城城主尼子義久は、毛利軍との戦いに敗れ降伏しました。その時、鹿介は尼子氏最高を決意しました。また、鹿介は亀井これのりの義理の父にもあたります。そして、菩提寺の「幸盛寺」は鹿野にあるので、広瀬町とも交流を進めています。
●《月山富田城まちづくり委員会》
☆目 的…国指定史跡である月山富田城に誇りを持ち、その魅力を全国に発信し観
光振興を図るとともに、その歴史と文化を広く普及し文化遺産の環境保
護に努めこれを後世に伝え、魅力あるまちづくりを推進すること。
☆各 部…《観光ガイド部》《手づくり鎧かぶと部》《環境部》《広報部》《総務部》
「山中鹿介」の大河ドラマ放映実現をめざす広瀬町と「亀井これのり」の大河ドラマ放映実現をめざす鹿野町の協力を図ろうと約束し、別れました。
11月9日(木)に鹿野学園学校運営協議会がありました。王舎城学舎で開催し、最初に授業を見たり校舎内の見学をしました。その途中で、なんと初めて屋上に上がりました。屋上からの眺めは、まさに亀井の殿さまになった気分でした。
校舎北側 校舎北東側
校舎南側 校舎西側
「亀井これのり」の鹿野城は、妙見山(城山)にある天守台と二の丸・三の丸などで構成されていました。その本丸があった妙見山(城山)に登ってみましょう。
城山神社の鳥居 六角堂
階段を登っていくと、城山神社(妙見社)があります。
さらに階段を登っていくと、天守台に到着します。
天守台から北側(鹿野の町)の眺望です。今は、木が大きくなり、ここまできれいに見えません。
秋晴れの下、令和5年度《鹿野学園 文化祭》が11月3日(金)に開催されました。
コロナ感染症が5類になり、マスクを外しての発表となりました。
☆メインスローガン 【最高の舞台でみんなの笑顔を】
9年生にとっては最後の文化祭です。『自分たちが成長した姿を見せ、会場全体が笑顔に包まれる文化祭にしたい。』という意味を込めました。
☆サブスローガン 【感動を響かせ思いを一つに】
「家の人にも感動や笑顔を届けて、自分たちも笑顔になれるように。」という意味を込めました。
《午前の部》 流沙川学舎
【2年生】 劇・音楽「われら しかのたんけんたい」
【1年生】 劇「大きな さつまいも」
【3年生】 劇・音楽「きつつきの商売」
【4年生】 劇「ごんぎつね」
【5年生】 劇「地☆城☆王 ふるさと自慢デュアル ~鹿野VS郡山~」
どの学年も工夫した演出がなされていました。演じる子ども達も、前を向いて体育館中に響き渡るような大きな声でセリフをいう姿に感動しました。役になり切り、演じ切っていました。
鳥の劇場さんや青山学院大学の指導による「表鷲科」の成果が出ているなあと思いました。
《午後の部》 王舎城学舎
【吹奏楽部】 ジブリング 他
【6年生】 劇「なし太郎」
【7年生】 合奏「学園天国」
【8年生】 表鷲科 菅笠グループ 「鹿野の伝統を守る!すげぇー、すげ笠」
筝グループ 「水平線」
劇グループ 「ツンデレラ ~12時の恋~」
【6~9年生】 縦割り合唱コンクール 課題曲 「正解」
【9年生】 劇 「あいつ、高校行くってよ。」
どの学年も、みんなの気合を感じる出し物でした。小学生とはまた違った「よさ」を感じたのは私だけでしょうか。
特に、8年生の劇グループの発表は、鳥の劇場さんの指導もあり、とても感動的なものでした。30分にわたる対策でした。
合唱コンクールは、「赤組」が見事優勝しました。
スローガン通りの素晴らしい文化祭になりました。9年生の皆さんは、これから「15の春」に向かってまっしぐらです。