荒木三嶋神社(あらきみしまじんじゃ)
明治期、この神社へ奉納する麒麟獅子の舞が北海道利尻島へ渡りました。
毎年春祭り(本年度は4月11日)には、麒麟獅子の舞が秋里の若者によりこの神社
へ奉納されます。
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三嶋神社(みしまじんじゃ)
三嶋神社は、古くより治水並びに女の守護神として、福岡県宗像大社より観請し、三嶋の地に
祀られてきましたが、昭和7年荒木神社に合祀されました。
遠近の人々の参拝も多く、村の篤志家が社殿を建立して崇拝していたが、狐川の改修のため、
現在地に移住された。
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秋里遺跡(あきさといせき)
秋里遺跡は、旧千代川河口から3km上流の自然堤防上に位置し、弥生時代後期(1800年前)
にさかのぼる古代から中世に至る遺跡だそうです。
弥生時代、古墳時代には、墓地・祭礼の場とか、人々の生活の場として利用されていたといわ
れています。
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秋里町内会の歴史(あきさとちょうないかいのれきし)
昭和初期、千代川の改修により、秋里の農家が耕作していた農地が川を挟んで東西に分断さ
れました。旧千代川は、改修工事後造成され、秋里地区は農業の盛んな地域でしたが、都市化
により、農業を営む人も少なくなりました。現在は、東秋里、松並町などの住宅地となっていま
す。 また、市の下水処理施設等が建設されています。
利尻町と秋里地区のつながり(麒麟獅子)
(りしりちょうとあきさとちくのつながり(きりんじし))
秋里には、歴史の古い荒木三嶋神社があり、神社に奉納する麒麟獅子の舞は、江戸時代から
の歴史があります。この舞は、明治40年代に北海道利尻島へわたり、利尻で行われていました
が、長い間 忘去られていました。
数年前に、この麒麟獅子の舞が、秋里からわたってきたものであるということが分かり、これが
縁となって利尻町と秋里地区の交流が始まりました。
今年1月に、利尻町から「麒麟獅子を舞う会」のメンバーが秋里を訪れたことが契機となり、「因
幡利尻交流会」を発足させ、交流を深めていくことになりました。
また、今年6月には、100年ぶりに利尻町の若者による秋里の麒麟獅子の舞が利尻町で披露
されることになっています。
![]() 因幡・利尻交流会の様子 |
秋里の春祭(あきさとのはるまつり)
毎年4月に秋里で行われる祭。今年は4月11日(日)に行われます。
春祭では、麒麟獅子の舞が行われますが、今年は20年ぶりに踊りの屋台を引き出し、子どもを
中心として、町内を踊りながら回ることになっています。
2004年03月19日 11:32:02