常松薬師堂 薬師如来坐像

昭和32年12月25日
鳥取県指定保護文化財

当時、県文化財専門委員の調査により
平安期の優れた古仏であることが判明し、県の文化財に指定されました。


お薬師様の行事には、1月のおみくじ祭、8月の千日参り等があり、常松の人々の心の
よりどころになっている。

その昔「東福寺」という大きな寺があり、お薬師様はその寺に安置されていました。
現在の薬師堂は大正9年に建立されたが、老朽化が激しく平成18年に大修理を行った。
薬師如来坐像は焼く1,200年前に行基がこの地方を巡歴されたときの作。
1本のカヤの木から7体の仏像を作られたものの1つで、気多郡の7か寺に安置された。これを因幡七仏薬師という。 お薬師様も腐朽が激しく素木同様になっていたが、平成16年から10ヶ月をかけて修理し、現在にいたる。


参考:残しておきたい ふるさと気高の宝(発行:鳥取市)